ケシム島 観光・安宿 2020
ケシム島はイランで有名な観光地だ。あるいはアラブ首長国連邦にとっても有名観光地らしい。島へはBandar Abbas から旅客船が出ている。
船フェリーのダイヤ
船の値段は 300,000IRR 300円。イラン人は25円で乗ってい疑惑がある。違ったら御免。
時刻表は掲出していないがロンリープラネットによるとダイヤは30分おき。
ケシム中心の北部の港からバンダーアバス港までの航路だ。ケシム島は沖縄県と同じくらいの大きさだ。それが本土から15km以下に位置している。つまり鹿児島県のすぐ隣に沖縄を設置したみたいなものなので、旅客の需要は高い。
特に私は前日大嵐で欠航だったからか昨日の分まで大勢人が来ていたのかもしれない。
自動車で行きたい場合またはちょっと違う行き方を俺はするぜという人は第二の方法がある。フェリーは先述した航路はに無く旅客のみだが、別の航路にはフェリーがある。西の Bandar e Pol(イラン本土)から Laft (ケシム島)の間だ。
車もないのにそんな事してどうすんねんって感じだけど。
タクシー Uber
タクシーはSnappが島内を当然のように走っている。Snappはイラン版ウーバーだ。
安宿・ホテル
値段は参考程度に。2020年1月時点のもの。変動は有りうる。
上から安い順
- Persian gulf 900,000
- Qeshm Kavan 1,500,000
- ANA Hotel 1,800,000
- Olympic Hotel 2,200,000
- 駄目→ Khaneh Karegar Guest House
最もお勧めするのは Persian gulf という所。一泊900,000 IRRで私が捜し歩いた中で最も安い。結局泊ったところ。割と静かだ。しかしイラン人に人気らしく、2度目に行った時満室になった。
個室で人権はあり、清潔。部屋の天井が低かった。フロント英語不可。フェリー乗り場から遠いけど良いと思う。Bandar Abbasで700円でゴキブリの出る薄汚いモーテルに泊ったのがいったい何なんだという感じ。200円で差がありすぎる。wifi は無い。
Qeshm Kavan は2番目に安く立地は町中で良い。フロントには観光案内地図が無料で配布していて素晴らしい。だが死ぬほど夜中に車とバイクがうるさい。
1,500,000 IRR 1500円
防音がちゃちい事と、そもそもイランの車やバイクは全部マフラーが腐ってるのかというくらい煩い。そして交通量が多い街中のせいでそれが深夜3時くらいまで収まらない。お勧めはしない。
ただ部屋はたった1500円と思えないほど広い。広いだけで眠れないが。
ANA Hotel は名前が面白いから良いかもしれない。
イランにANAホテルがあるとは驚いた。(全日空とは何も関係ない。)フェリーターミナルから歩いて8分くらいと近いので良いかもしれない。google mapにはプロットしていない。1,800,000 IRR 1800円
オリンピックホテルは単純に高い。どこかのサイトではリーズナブルと書いてあったが嘘だった。
Khaneh Karegar Guest Houseはgoogle mapに唯一ゲストハウスという名前で登録されているが100%駄目である。
ゲストハウスとは大嘘で立派なホテルであり、しかも値段すら教えてくれず隣の Hotel Ataman へ行けという始末である。 Hotel Atamanは4つ星ホテルだったので値段も聞かずバイバイした。
ケシム島観光地
ケシム島では野生動物が有名らしい。しかしそこは僕の担当範囲外だ。また、鍾乳洞みたいなところや巨大な奇石、塩で出来た奇抜な自然構造物もあるらしい。僕はイランは憔悴しきっていたのでケシム島での観光はほとんどせず以下の要塞に行くだけだった。
代わりにヘンガム島には行った。
ポルトガル人が作った要塞
ケシム島市内で最も簡単に行けかつここしかない観光地はポルトガルキャッスルである。
市内には殆ど見どころは無い。それがイランである。イランというのはは観光客がしゃぐほどレパートリーは少ない。イキったバックパッカーが人間ドラマを紡ぎに来るところである(No offence)。
保存状態は良くない。
海 ペルシャ湾
ペルシャ湾、ホルムズ海峡が見渡せる。あれはオイルタンカーだろうか。
ケシム島はイラン本土から離れており、海が超絶キレイなのかと思いきや、想像するほどきれいではなかった。イランではいくら海がきれいでも女性が泳げないのでそんな海には何一つ価値が無いのだが。
とはいえイラン本土バンダーアッバスの海よりはよっぽど綺麗だった。ヘッダー画像のように人々は海に繰り出していた。冬の今が最も過ごしやすいからだ。夏は50度で死体が出来上がる。
後で行ったヘンガム島の海はかなり綺麗で渡嘉敷村を思い起こさせた。(後述)
バザール
ケシム客船ターミナルから南へすぐにバザールがある。イラン本土のバザールよりも人間が多すぎず静かめなので良いかもしれない。
他のサイトを参考にすると良いかもしれない。
イランは自然に置いては見どころがあると思う。
Travel Guide and the Best Places to Visit in Qeshm Island – SURFIRAN
こちらによるとKharbas Caves やSalt cave などがあるらしい。
Kharbas CavesとSalt caveは普通に観光する価値があると思う。時間があったら行きたかった。
ケシム島の謎
ケシム島の謎 ―スーパーカーたち
本土では ICKOなどイランメーカーの車かプジョーしか走っていないというのになぜかここでは珍しくトヨタが居た。
ダッジやキャデラックといったイラン本土ではまず目に掛からないスーパーカーも走っている。UAEから流れてきたのだろうか。写真のカムリらしき車。イランのナンバープレートでなくケシム島独自のナンバーだ。誰かに聞こうと思って結局聞けなかったがここの自治政府は通常より大きな権限が与えられているのだろうか。
確かUAE (ドバイで有名なあの国)からだとケシム島に限ってはノービザで来れるらしく、何かしらイラン本土との違いがあるのだろう。
両替について
イラン本土で絶対にリアルを十分作って来た方がいい。
ケシム島の両替事情は最悪だ。
安ホテル、食べ物も適当であれば1日30ドル分あれば間に合うとは思う。豪遊すればもっと超える。銀行では両替できない(3箇所回ったけど全部拒否) 。Google mapに載っている両替所は潰れている。唯一ある両替所はレートが悪い。本土比1%悪し。ドルの両替では本土で13000円相当のイランリヤルに変換できたが12900円相当になってしまった、。
Google map に掲載が無い両替所。場所は pardis Shopping center.
金が無ければどうにもならないし最終手段だが、昼11まで開かないなど中々ひどい。だから絶対本土で両替すべきだ。